客室
宿泊は1日限定3組で、客室は二階に三部屋ございます。
もとは昔の家らしい造りで、全て襖で仕切られた続き部屋でした。今回、それぞれのお部屋に入り口を設けるため、部分的に壁を新設し廊下を造りましたが、その他はほぼ手をつけず譲り受けた時のままの状態です。なので、三部屋といいましても、壱の間、弐の間は、襖を隔てた続き間、壁で隔てられている参の間も欄間の部分は弐の間と続いております。
日本家屋の風情を味わっていただきたくこのような造りにいたしました。一階にある共用スペースでは、こだわりの建具や内装の新しい空間を、二階にある客室スペースでは、タイムスリップしたかのような古い空間をお楽しみ頂けます。
壱の間
和室十帖間です。出書院・床の間・床脇があります。広縁は中庭に面していますが、雨戸・硝子戸共に手直し、調整が必要な状態ですので、現在は開放禁止とさせていただいております。建物保全へご協力をよろしくお願いいたします。
弐の間
和室八帖間です。広縁は表通りに面しており、柳川・三柱神社秋季大祭「おにぎえ」の山車を観ることができます。
参の間
和室六帖間です。こちらは個室となっております。入り口は開き戸で、唯一鍵をかけられるお部屋です。広縁は表通りに面しております。お部屋と広縁を仕切る障子は、建築当初に造られた物ではないかと思われます。硝子入りで風情があります。
合わせ間
壱の間と弐の間は合わせてご使用いただけます。
館内図
表通りは元国道で、昼夜を問わず交通量も多く室内まで走行音が聞こえる場合がございます。また、防犯の為、街灯は深夜も点灯されたままですので、弐の間・参の間には薄明かりが入ります。
柳川は地盤が弱い為、バスなどの大型車が通る際多少の揺れを感じます。ご予約の際は上記内容をご確認頂いた上で、ご希望のお部屋をお選びくださいませ。