女将

かれこれ20年ほど前、「温泉へ行こう」というドラマがお昼に放送されていました。

自分がどういう状況にあって連続で観る事ができたのか定かではありませんが、お気に入りのドラマだったので、シリーズのほとんどを観た記憶があります。

加藤貴子さんが演じる主役の女将さんの名前が「薫」さん。

同じ名前だという事もあり、気に入っていたのかもしれません。

「女将」という仕事は代々受け継がれるものだと思っていましたので、当時は「女将になる」などと考えもしませんでした。どちらかというと、「仲居さんもいいなぁ・・・」と思っていました。

ほか、2時間ドラマの「温泉若女将シリーズ」も好きですね。

大きな温泉旅館に宿泊した経験といえば修学旅行くらいなので、実際に女将さんが部屋に挨拶に来られた・・・などの記憶はありません。

ドラマに出てくるように、部屋で食事を取っているときに女将さんが来て挨拶してくださるような旅館に、いつか泊まってみたいと思いつつ、未だ実現していないと思います。

 

場所を「柳川」に限定して「空き家を利用しよう!」と考えた辺りから、目指すものが「宿」となり、私自身が「女将」という設定になりましたが、そもそもは「ホテルのオーナー」という発想が始まりでした。

 

その辺のお話はまた別の機会に・・・。

 

テレビドラマやドキュメントの影響のみですが・・・、私の中にある「女将」という職業は、かなり神聖で重厚なものです。

果たして「女将」だと名乗っていいのやら・・・と思わなくもないのですが、少しずつでも自分の思う「女将」に近づいていけるように、日々精進したいと思います。

これからの私のライフワークです。

 

女将・かおる