朝ごはんのこと
古民家を改装して宿にする・・・と決めた時に、朝ごはんは外せない!!と思いました。
私自身、就職してからは「ギリギリまで寝ていたい」という思いから、
朝ごはんを食べる習慣が無くなりましたが、旅行先の宿の朝ごはんは特別で、
「絶対に食べよう!」と思っていましたので、そんな方が多いのでは??と思ったからです。
たとえそれが仕事での出張だったとしても、旅先の朝は気持ちのいいものです。
非日常だからでしょうか・・・?そう感じるのは私だけではないはずです。
今はビジネスホテルでもバイキングの朝食がついていて、結構楽しめますよね。
そもそも「B&B」にしようと思っていたのですから、朝ごはんがあって当たり前なのですが・・・。
じゃぁ、いったい誰が作るの??
という話です。
「朝ごはん付きです」と説明すると必ず言われることが、
「あぁ、朝ごはんが売りなんだね」・・・です。
そのたびに、「いやいや違いますよ・・・朝ごはん付きっていうだけです」と言ってきました。
作るのは、私ですから・・・。
特別に料理が好き!というわけでもなく、得意!というわけでもなく、経験豊富!というわけでもありません。
だから、朝ごはんについて多くを語ろうとしなかったのですが、それではいけないと思いまして、
今回ブログにも書き、ホームページの朝ごはんの欄の文章なども見直すことにしました。
料理が好き!とか、得意!とは思っていませんが、「食が身体をつくる」からとても大切だと思っています。
私自身、子どもの頃から冷え性で血流が悪く、消化器系が弱いということもあり、
(改めて書くとなんだか悲惨・・・)
年中「体調不良」でした。若い時はまだなんとか大丈夫だったのですが、歳を重ねる毎に辛さが増します。
もちろん、いろんなメンテナンス方法も調べて実践してきましたが、
やはり、「食が身体をつくる」のです。全ての元は食事だと思っています。
マクロビオティック、ベジタリアン、玄米菜食、薬膳・・・と興味を持って調べたり、挑戦したりしてきました。
だから、食事を作る時には、調味料や材料に私なりのこだわりがあります。
まだまだ模索中ではありますが・・・。
人にはそれぞれ好みがありますので、全ての方にご満足いただけるかどうかはわかりませんが、
一日のはじまりに食べる朝ごはんは、身体に優しいものにしたいと思っています。
hatagoは「身体に優しい朝ごはんが売りなんですよ!」と、いつか堂々と言えるように、
日々精進していきます。
女将 かおる