夢の原点 その1
実は私は、hatagoの女将であると同時に、インテリアコーディネーターでもあります。
分譲マンションの設計変更を含むコーディネート業務や、同じく分譲マンションの改装工事のコーディネート業務、もちろん戸建ての改装工事などにも関わってきました。
中でも一番多く関わっているのが、新築の輸入住宅のインテリアコーディネートです。
昔から、同じ物がキチンと等間隔で並んでいる、もしくは同じ動きをしている・・・ことが大好きで、シンメトリーも好きでした。海外のインテリア、エクステリアはシンメトリーが多く、とても好みなのです。
以前もチラッと書きましたが、最初に思い描いた夢は「古民家の宿の女将」ではなく、「小さなホテルのオーナー」でした。
初めて輸入住宅メーカーに就職した際、勉強のためにと連れて行っていただいたアメリカでの宿泊先がB&B(Bed&Breakfast)でした。あちらで言われる、いわゆるマンション(たくさんの部屋を持つ豪邸)を改装して宿にしたお宅です。豪邸だけれども元は住宅ですので、間取り、使われている部材、家具を含めたインテリア、エクステリアなど、参考に出来るものがたくさん詰まった宿でした。
その時の宿泊先はコチラです。
https://www.portlandswhitehouse.com/
以前はもっとアンティークっぽい感じでしたので、改装されたのかもしれません。
もう20数年前のことですので、今はオーナーも変わっているかもしれませんし、時代と共に経営の仕方、接客の仕方、運営の仕方も変わっていることでしょう。
当時は若かったので、言われるがまま、何も考えずただ喜んでいましたが、今の立場から当時の私に何か言えるとすれば、もっと感謝しなさい!!・・・ですね。
取引先の会社がポートランドにあったこともあり、アメリカへ行く時はこのB&Bに宿泊させていただくことが多く、ここでの経験が、今の私の原点と言えるかもしれません。
この話、長くなりそうなのでひとまずここまでで、つづく・・・ということにいたします。
女将・かおる